冷え込みのはじまりに見直したい、我が家の断熱リフォーム

秋の深まりとともに、朝晩の空気がひんやりしてきました。

窓際に立つと冷たい空気がスッと足元に流れ込んでくる----そんな季節の変わり目に感じる「冷え」は、実は家の断熱性能が関係していることが多いのです。

冷えが気になり始めたこの時期こそ、冬本番に備えた「断熱リフォーム」を考える絶好のタイミング。

今回は、湘南地域の気候を踏まえながら、快適で省エネな暮らしをつくる断熱リフォームのポイントをご紹介します。

■ 湘南の冬は「底冷え」する?

湘南というと「冬もあたたかい」というイメージを持つ方も多いですが、実際には放射冷却の影響で夜間から朝にかけてグッと冷え込みます。

特に、築10年以上経った木造住宅では、壁や床下の断熱材が劣化していたり、気密性が低下していたりすることもあります。

その結果、暖房をつけても「足元が寒い」「部屋ごとの温度差が大きい」といったお悩みが出てきます。

こうした症状は、家の「断熱性能」が下がっているサインです。

■ 断熱リフォームのメリット

断熱リフォームを行うことで得られる効果はたくさんあります。

🔸 光熱費の削減

外気温に左右されにくくなるため、エアコンの使用時間が減り、電気代の節約につながります。

🔸 結露の軽減

窓や壁の表面温度が下がりにくくなるため、結露やカビの発生を防ぎ、家の寿命を延ばします。

🔸 快適な温度のキープ

部屋の温度差が少なくなり、ヒートショック対策にも効果的。家族全員が安心して過ごせる空間に。

■ 今注目されている「部分断熱」

家全体を断熱するのは大掛かりですが、最近は「部分断熱」も人気です。

◎ 窓リフォーム(内窓の設置・ガラス交換)

最も熱の出入りが多いのは「窓」。内窓をつけるだけでも体感温度が変わります。

◎ 床下断熱・天井断熱

床や天井は施工時の負担が比較的少なく、リフォームの中でもコスパの良い箇所です。

◎ 玄関ドアの断熱化

玄関からの冷気の侵入を防ぐだけで、家全体の温度ムラを抑えられます。

「全部やるのは大変...」という方も、まずは冷えを感じやすい場所から始めるのがおすすめです。

■ 湘南の気候に合った素材選び

湘南エリアは湿度が高いため、「通気性」と「断熱性」のバランスが大切です。

例えば、壁断熱には調湿性のあるセルロースファイバー吹付ウレタンが人気。

夏の湿気も冬の冷えも和らげる"呼吸する断熱材"が注目されています。

また、海沿いでは塩害対策も重要。断熱材だけでなく、サッシや金物の防錆対策も一緒に見直すと安心です。

■ まとめ:冬の前に"ぬくもり準備"を

断熱リフォームは、単に「寒さを防ぐ工事」ではなく、家の健康と家族の快適さを守る大切な投資です。

冬本番になる前に、専門家に相談し、最適なリフォーム方法を検討してみましょう。

湘南地域で断熱リフォームをご検討の方は、地域の気候を知り尽くした工務店に相談するのが一番。

「うちの家はどんな断熱方法が合うの?」という疑問からでもOKです。

🏡 OHANA HAUS(オハナハウス)

湘南地域の暮らしに寄り添う家づくりを。

冷え込みを感じる今こそ、快適な住まいへの第一歩を。

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